イギリスが国民投票の結果、EUからの離脱を決めたことを受けて、スコットランドのニコラ・スタージョン自治政府首相が独立を示唆した。AFP通信などが報じた。スタージョン氏はBBCに「スコットランドは62%がEU残留に投票した。明確かつ断固とした答えだ」などと語ったという。国民投票前に2度目の住民投票を実施することを示唆していた。
インディペンデントによると、スタージョン首相は北部スコットランド自治地区では残留が多かったことを参照し、「スコットランドの人々はEUの一部として生きる未来を展望している」と発言。さらに「スコットランドはイギリスの中でEU残留への投票に貢献した。この結果は、英国北部スコットランドの地域政党、スコットランド民族党(SNP)によって行われたEU残留で得られるポジティブな側面へのメッセージが影響した」と語った。
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時事ドットコムニュースによると、スコットランドは2016年5月5日に行われた議会選(定数129)で英国からの独立を目指す自治政府与党のSNPが議席を減らしたものの、依然政権を維持している。スタージョン首相は引き続き、独立の是非を問う住民投票実施の機会を伺う考え。
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