すでにみなさんも知っているかとは思うが、500年前のフランスの薬剤師であるノストラダムスには、未来を予知する能力があったと言われている。
ノストラダムスが予言したものは第二次世界大戦から人類の月面到着、そしてテレビ番組の「ザ・バチェロレッテ」の6月7日のエピソードでチャドが脱落することまでさまざまだ。
しかしあなたは知らないかもしれないが、ノストラダムスは2016年のアメリカ大統領選挙についても予言していたのだ。言っておくが、断じてでっち上げじゃないぞ。
百詩篇第12巻 52
二つの体、一つの頭。地は二分される
そして四人の耳の聞こえぬ者たちに返事をする
大人に小人。ペルチュイで彼らに凶
エーグモルトの塔で落雷、アンスウィではさらなる凶
明らかに、この「二つの体」というのはヒラリー・クリントンとバーニー・サンダースのことで、「一つの頭」は民主党のことだ。そして「塔」は明らかにドナルド・トランプで、「エーグ=モルト」はトランプの大好きな「壁」に囲まれた中世フランスの都市、そして「アンスゥイ」というのは、トランプがまたどこかから連れてくる新しい奥さんの名前だろう。
百詩篇第8巻 23
女王の箱から手紙が見つかる
表書きはなく、書き手の名前もまったくない
策略が提案を隠すので
その愛人が誰なのかは分からない
ヒラリーのメール問題が今後がどうなるかが分かっているみたいだ!
百詩篇第8巻 20
粉飾された選挙のせいで誤った伝令が都市をめぐる
破棄された協定を停止する。
票が買われ、礼拝堂は血塗られる。
そして帝国は他国と争う。
「粉飾された選挙」?「破棄された協定」?ノストラダムスは昔からサンダースの支持者だったようだ。
百詩篇第5巻 60
剃り上げられた頭にとって、まさに悪い選択となるだろう
彼以上に非難される者が門を通過することはないだろう
彼はあまりにも強い憤りを口にするだろう
全体の性が火と血とで引き裂かれるほどに
百詩篇第4巻 59
灼熱の炎に包囲された二者が
満たされた二杯が乾いたゆえに滅びる
要塞は破壊され、年老いた夢想家は
ジュネーヴの人々にニラへの道を示す
「灼熱の炎に包囲された二者」は、明らかにサンダースとヒラリーの競争心の炎が燃えていることの暗示だろう(これが『バーニーの情熱を感じろ』ということだろうか?)。しかし戦いは「滅び」、「年老いた夢想家」のサンダースは「ジュネーヴの人々」に話しかける...ジュネーヴの大会...民主党大会...民主党大会の観衆ということだろうか。
そしてサンダースは今後ニラ、というよりNIRA(フランクリン・ルーズベルトのニューディール政策の法律の一つである、全国産業復興法)の道筋を示すらしい。サンダースは今後の大会のスピーチで、新しいニューディール政策について話すということだろう。
ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。
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