政府は6月3日、総務省の桜井俊事務次官(62)が退任し、後任には佐藤文俊総務審議官(59)を充てる人事を固めた。桜井俊事務次官は、2015年7月に就任。長男がアイドルグループ嵐の櫻井翔で知られる。共同通信などが報じた。
人口減少が進む中での地方活性化が課題になっており、旧自治省出身で地方行財政に詳しい佐藤氏を起用する。6月中にも発令する。
自治、郵政、総務3省庁を統合した総務省が2001年に発足してから、旧自治省出身の次官は8人目。桜井氏は旧郵政省出身だった。
(総務事務次官に佐藤文俊氏 旧自治省出身 - 共同通信 47NEWSより 2016/06/03 12:25)
佐藤氏は東大法学部卒。1979年に自治省(現総務省)に入り、自治財政局長などを経て2015年7月から現職。福島県出身。
桜井氏は、1977年に東大法学部卒。総務省総合通信基盤局長、情報通信国際戦略局長などを経て2013年6月総務審議官。群馬県出身。
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