自民党の小島健一・神奈川県議(53)が5月8日、東京で開かれたイベントで、沖縄の米軍基地に反対して抗議する人たちを「基地外(きちがい)」と表現していたことがわかった。カナロコなどが報じた。
イベントは、靖國会館で行われた「沖縄県祖国復帰44周年記念 日本民族団結靖國集会」。冒頭の挨拶で小島氏は、「沖縄の基地の周りには、『基地反対』だとか、『オスプレイ反対』だとか、毎日のように騒いでいる方がいます。これを、基地の外にいる方ということで、『きちがい(基地外)の方』という風に私なんかは呼んでおりましたけれども、これは(米軍基地がある)神奈川県も同様でございまして、大変苦慮してございます」と述べた。
この発言について小島氏はカナロコ(神奈川新聞)に対し、次のようにコメントした。
小島氏は23日、神奈川新聞の取材に対して「『基地外』と言っている。ちゃんとイントネーションを変えて発言している。どう想像するかは別だが、差別的な発言はしないように考えている。失言とは考えていない」と述べた。
(「基地反対派は「基地外(きちがい)」 自民・小島県議「失言でない」」より 2016/5/24 02:00)
また、小島氏は沖縄タイムズの取材に対しても「私は差別主義者ではない」などとコメントした。
「私は差別主義者ではない。基地の外で反対運動しているのは好ましいとは思わないし、批判の対象だと思っている。それ以上の意味はない」と答えた。
(神奈川県議、基地反対運動を「キチガイ」と批判 | 沖縄タイムス+プラスより 2016/05/24 08:25)
小島氏は22日、自身のFacebookページで8日の挨拶内容が記載された週刊金曜日の記事を紹介。「私は、自身の発言を失言などとは全く思ってません」などと書き込んだ。さらに23日には、「私は、差別主義者のレッテルをはられそうな勢い」などと主張した。
今回の私にとっての大きな問題は、週刊金曜日が文中で「基地の外にいる方ということで
これにより、私は、差別主義者のレッテルをはられそうな勢いです。
(小島 健一氏Facebookページより 2016/5/23 20:03)
なお小島氏は8日、琉球新報や沖縄タイムズ、神奈川新聞などのメディアについても、次のようにコメントしていた。
「あまり言うと差別と言われるかもしれませんけれども、沖縄には沖縄の琉球新報と、そして、沖縄タイムスという、非常にその、明らかにおかしい新聞がございますが、これを、『潰れろ』と言って非常に非難を浴びた有名な作家の方もいらっしゃいますが、これは本当に、潰れたほうがいいと思っております。神奈川にも、神奈川新聞という三流左翼新聞がございまして、これと私、今戦っているところであります」
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