アメリカ大統領選で共和党の指名獲得を確実にした不動産王、ドナルド・トランプ氏は5月17日、ロイターのインタビューに応じ、北朝鮮の金正恩労働党委員長と会談する意向を示した。現在の北朝鮮を孤立させる政策を見直し、核開発をやめさせるのが目的だという。
マンハッタンにそびえる「トランプ・タワー」26階で行われたというインタビューのテーマは多岐にわたり、トランプ氏は対北朝鮮政策の詳細を明らかにすることはなかった。
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しかし、「私は彼(金氏)と話をしたい。何の問題もない」と述べた。さらに、「同時に、(北朝鮮の重要な支援者である)中国にも強い圧力をかける。経済的に、米国は中国に対して大きな力を持っている」「中国ならば、わずか一回の会談や電話でも(北朝鮮の核)問題を解決できる」と語った。
対北朝鮮に対して、個人的な外交交渉のパイプを持っていないオバマ現大統領との違いを際立たせる狙いがあったようだと、ロイターは報じている。
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