殺人事件が起きた豪邸、1111万円で落札 「宿泊所も考えている」

未解決の殺人事件が起きた千葉市の豪邸が5月17日、見積金額を上回る1111万円で落札された。

1111万円で落札された葉市緑区の豪邸(Yahoo!官公庁オークションより)

未解決の殺人事件が起きた千葉市の邸宅が5月17日、見積金額を上回る1111万1100円で落札された

この邸宅は、JR土気(とけ)駅の南側、千葉市緑区あすみが丘6丁目の閑静な住宅街にある。「チバリーヒルズ」と呼ばれる高級住宅街のすぐ近くだ。築22年とはいえ、計12部屋で延床面積は308平方メートルもある豪邸だが、2年ほど前に惨劇の舞台となった。

2014年1月、この家に住んでいた男性が何者かによって殺害された。現在も容疑者は逮捕されず、継続捜査中となっている。千葉市が市税などの滞納処分で差し押さえ、ヤフージャパンの官公庁オークションに、付近の住宅相場より大幅安い見積金額756万円で出品した。

千葉日報によると、落札した市内の不動産業の男性(50)は「なかなか手に入らない物件。直して生かさないともったいない」と評価。「シェアハウスやセカンドハウス、セミナーなど特定の人が利用するようなもの、東京五輪に向けた宿泊所も考えている」と話しているという。

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