少女への『声かけ写真展』開催場所が謝罪 「アートという名の人権侵害」と批判高まる

「アートを隠れ蓑にした不適切な展示」などと批判の声が挙がっていた。
声かけ写真展公式サイト

5月4日から8日まで、世田谷区のIID 世田谷ものづくり学校で開催されていた「声かけ写真展」に対して批判の声が出ていた問題で、スペースを貸したものづくり学校が5月10日、公式サイトに「多くの皆様に不快を与える内容の展示を許可したことに関して、深くお詫び申し上げます」とする内容の謝罪文を掲載した。

声かけ写真展の公式サイトでは、「声かけ写真」について「中年男性が女子小中学生に声をかけて撮影しただけの写真を集めました」と紹介、趣旨については以下のように説明していた。

本企画展は、被写体と撮影者の邂逅から撮影に至る対話をも想像させる「声かけ少女写真」を回顧し、傑作を紹介するものです。

声かけ写真はフィルム式コンパクトカメラが普及した1970年代から数十年にわたりアマチュア写真家に好まれたテーマで、中でも街角に遊ぶ少女は格好の被写体でした。

 

声かけ写真展 on Strikinglyより)

一方で、ブルマや水着姿の少女など性的な視線が感じられるものが展示されていたことや、写真が販売されていたことなどから、「アートという名の人権侵害」などと批判の声が挙がっていた。

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