諏訪大社の御柱祭、男性が御柱から落下し死亡

長野県諏訪市の諏訪大社で行われていた「御柱祭」で5日、境内に立てられた「御柱」から氏子の男性が転落して死亡した。

長野県諏訪市の諏訪大社上社本宮で行われていた「御柱祭」で5月5日、境内に立てられた「御柱」の高さ約10メートルの地点から氏子の41歳の男性が落下した。男性は病院に運ばれたが、全身を強く打って死亡した。時事ドットコムなどが伝えた。長野県警が調べたところ、死亡した男性は諏訪市内に住む日下部幸寛さんという。

御柱祭は数えで7年に一度開かれ、5日は上社本宮で社殿の四隅に「御柱」と呼ばれる柱を建てる行事が行われていた。行事では、氏子を乗せた高さ15~16メートルの柱を垂直に建てる。同署によると、日下部さんは行事を終えた後の作業中に転落したという。

御柱祭では、前回の2010年も同県下諏訪町の諏訪大社下社春宮で男性らが柱から落下し、2人が死亡している。

 

御柱祭で落下、男性死亡=建てた柱から-長野:時事ドットコムより 2016/05/06 00:40)

巨木を山の上から人力だけで諏訪大社に運ぶ御柱祭は今回、4月2日に始まった。5月16日の下社の「建て御柱」で終了する。

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