停職処分中に複数回にわたって旅行の写真をFacebookに投稿したとして、岐阜県池田町は5月2日、住民課の女性主事(30)を懲戒免職処分にした。朝日新聞デジタルなどが報じた。
毎日新聞によると、元主事は勤務時間外に名古屋市で接客の仕事に従事し、300万円程度の報酬を得たとして2015年11月、停職6カ月の懲戒処分を受けた。その直後、自身のFacebookに旅行先で食べたカニの写真や「ママ友と海鮮ざんまい」とのコメントを投稿。住民から町に「停職中なのに不謹慎」との批判が寄せられていた。
上司が注意したが、元主事は2016年3月、旅行先の奈良県で食事した時の様子を再びFacebookに投稿。肉や野菜の写真とともに「食べ過ぎて撃沈。動けない。誰か助けて」とコメントしていたという。
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池田町は女性主事を地方公務員法(信用失墜行為の禁止)の違反に当たるとして処分した。町は管理監督責任として、岡崎和夫町長を減給10分の2(1カ月)、、牛嶋勝一副町長ら上司3人を文書による訓告処分とした。
中日新聞によると、町役場で会見した岡崎町長は「反省の色が見えず、町全体の名誉を傷つけた。町民の信頼回復に努めていきたい」と謝罪したという。
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