東京都の舛添要一知事は4月16日、訪問先のワシントンで記者会見し、自身の海外出張費が高過ぎるとの批判が出ていることについて、「必要な経費は使わないといけない」と述べた。朝日新聞デジタルなどが報じた。
舛添氏は、海外出張の費用が高額だと問題視されていることについて、「無駄はきちんと省くが、必要なことはしていかないといけない。必要な都市外交はやっていく」と話した。高級ホテルに滞在することについて、突然の訪問客に対応する必要があることを理由に「きちんとしたところに泊まっているかどうかは非常に大事。何もかも削減すればいいということではない」と述べた。
(高級ホテル滞在「削減すればいい、ではない」 舛添氏:朝日新聞デジタルより 2016/04/17 18:07)
舛添氏の海外出張をめぐっては、2015年秋に都職員らと計20人がロンドンとパリを訪れ、出張費が計約5041万円に上がったことが問題視されている。
舛添氏は今回、ワシントンの高級ホテルとして知られる「ウィラード・インターコンチネンタル・ワシントン」に宿泊した。
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