熊本城、加藤清正の築城当初から残る二つの櫓が倒壊【熊本地震】

築城当初から残る建造物。

4月16日午前1時25分頃に発生した地震で、熊本城の東側にある東十八間櫓(ひがしじゅうはちけんやぐら)と北十八間櫓(きたじゅうはちけんやぐら)が倒壊した。両櫓とも、国の指定重要文化財。くまにちコムなどが報じた。

熊本城は17世紀初頭、築城の名人と言われる戦国武将・加藤清正が築いた。櫓は守備兵が身を隠して敵兵を射撃したり、武具等を収蔵するための施設。東十八間櫓と北十八間櫓はともに、築城当初から残る建造物だ。

本丸の東北にあり、石垣の高さは約20メートルになる。ともに堀がなく、石垣のすぐ下から櫓を見上げることができた。

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