東京オリンピック・パラリンピックの最終候補4点が発表されたことを受け、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さん(35)が4月8日、自身の案を発表した。東京の伝統工芸品「江戸漆器」をモチーフにした、和柄の蝶だ。
西野さんはデザイン案について、「1つの胴体と4枚の羽の5つのパーツ(五大陸)が協力することで空に舞う様を表現しています」と説明。オリンピックとパラリンピックの2つのエンブレムを並べたときに、「泥にまみれながらも大輪の花を咲かせる選手のような『蓮の花』になるように遊びを入れてみた」とコメントした。
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この案にTwitterやインスタグラムなどには、「ニュースで見たどの作品よりも、キンコン西野さんのこのエンブレムが1番いいと思う」「この人、ほんと天才」などの意見が相次いでいる。
なお、西野さんは公式ブログで、エンブレムだけでなく新国立競技場の問題などにも言及。新国立競技場の代わりに「横浜国際総合競技場」を使う案を提案。開会式についても、タレントを起用するより日本の文化と技術をアピールするべきだとして、「技術大国日本の職人さん(宮大工さんや、花火師さん、テクノロジスト…)が手を組んで、職人技術の粋を集めた『世界最大規模のピタゴラ装置』を作ってみてはどうか?」などと述べた。