100万円を奪って逃走する銀行強盗の足に、銀行員が投げたカラーボールが見事に命中し、まもなく逮捕された。朝日新聞デジタルなどが報じた。
3月17日午前10時ごろ、東京都民銀行の御徒町支店(台東区)に刃物を持った男が押し入り、現金約100万円を奪って逃げた。通報で駆けつけた警視庁上野署員が約200メートル先で住居、職業不詳の玉田俊介容疑者(32)を確保し、強盗などの容疑で現行犯逮捕した。行員や客にけがはなかったという。
共同通信によると、玉田容疑者は刃物を振り回して窓口のカウンターを乗り越え、行員から千円札の束で現金約100万円を奪って逃げた疑いがある。男性行員が投げたカラーボールが、逃げる玉田容疑者の右脚に命中し、赤い塗料が炸裂した。
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通報を受けて駆け付けた警察官とともに行員が後を追うと、男は200メートルほど離れたビルに逃げ込んだ。逮捕の際、署員が拳銃を取り出して警告すると、抵抗せずに包丁を手放したという。
当時、銀行の近くにいた人が炸裂したカラーボールの様子などを撮影している。
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