保育士だけではない。介護士の待遇改善も必要だ――。
匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」をきっかけに、「#保育園落ちたの私だ」「#保育士辞めたの私だ」などと声を上げる人が現れたが、介護についても「#介護士辞めたの私だ」というハッシュタグを使って、介護士の厳しい労働環境を伝える声がTwitterに投稿されている。
■他産業に比べて10万円低い、介護職員の平均給与
施設や訪問介護も含め、介護職に就いている人は、常勤、非常勤をあわせて168万人。厚生労働省の統計によれば、2015年の月給(税引き前)で比較すると、全産業の平均が33万3300円なのに対し、福祉施設で働く介護職員は22万3500円、訪問介護などのヘルパーは22万5100円。給与水準は他産業に比べて月平均10万円ほど低いのが現状だ。
以下に、Twitterに投稿された「#介護士辞めたの私だ」の声の一部を紹介する。
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厚生労働省の推計によると、人口減少や高齢化の進展で、2025年度に介護福祉士やヘルパーなどの介護職員は全国で37万7000人不足する。政府は「介護離職率ゼロ」を掲げ、介護ロボットの導入支援などを進めるほか、2015年度の介護報酬改定で職員の給与に月額1万2000円を上乗せする措置を取った。
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