安くシャツを手に入れられたときは、本当に気分がいい。しかし、その安いトップスに用がなくなったらどうなるかを学ぶと、また違った感情を抱くだろう。
安いチェーンの小売店で洋服を一着買って、何回か着たとしても、大抵の場合、そのシャツはすぐにローテーションから外れてしまう。そして何カ月あるいは何年か経つと、スペースを空けるために、トップスを捨ててしまうのだ。
その行動は、無害で問題ないように思えるかもしれない。もちろん、引き出しを一掃して大掃除することは手間はかかるだろう。しかし、それだけではない。この行動は、地球や人々に深刻な影響を与えるのだ。
アメリカ1国だけで、毎年1000万トンの洋服が捨てられていることをご存じだろうか。ファストファッションは、消費者はあまり不満を感じないかもしれないが、地球環境や、ひどい労働環境で不適切な賃金で働く人々にとっては大きな負担なのだ。
ファストファッションを消費する習慣をなくす、簡単な方法がいくつかある。
より耐久性があり、時代を超えて使え、良好な環境で作られたアイテムを少しだけ買えば、実際のところ長期的にみれば節約になるのだ。洋服を選ぶときに感じるストレスを減らすこともできる。
「人生がときめく片づけの魔法」で有名な近藤麻理恵さんがいうように、アイテムが少なくても“ときめき”を感じる服だけを持つようにすれば、自分が本当に気持ちいいと思うアイテムを着られるようになるのだ。
【訂正】2016/03/12 15:13
当初の記事で「アメリカ人が、ひとりにつき毎年1000万トンの洋服を捨ている」とありましたが、「アメリカ1国だけで、毎年1000万トンの洋服が捨てられている」の誤りでした。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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