ウィキペディアのパロディサイト「アンサイクロペディア」に書かれた、ある項目の内容が話題になっている。その項目とは東日本大震災が起きた「3月11日」。
同サイトは基本的に、たわいもないジョークやウソで埋め尽くされているのだが、この項目に関しては「アンサイクロペディアの癖に何かいい事言ってる」と、奇妙な褒められ方で拡散している。
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2011年の3月11日には宮城県沖を震源とする東日本大震災が発生した。
それを受けて翌年以降3月11日は震災を考える日として黙とうをささげ決意を新たにする日だという人たちもいる。
ただ誰かにとって祈るべき日は誰かにとっての誕生日であり結婚記念日であったりもするのだ。だからこそ今日はあくまで普通の日である。
だからこそ地震のことを考えずに震災関連イベントを開くこと以外を不謹慎というのはおかしい。
3月11日は前向いて生きていく366日のうちの一日であり、普段と同じように楽しむことは楽しみ頑張るべきことは頑張る日なのだ。
(3月11日 - アンサイクロペディア 2016年3月10日現在の内容より)
埼玉県吉川市の中学校の給食では、「卒業お祝い献立」の日が3月11日となったことについて、教職員などから「震災のあった日にお祝いなんて非常識」という声が上がっていた。
【訂正】「卒業お祝い献立」の件を受けて記述されたように書いていましたが、2013年に書かれた内容なので直接の関係はありませんでした。(2016/03/10 21:24)
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