ミュージシャンのMizukaさんが3月8日、三重県総合博物館に展示されていた中学生の自由研究の画像をツイートし、話題になっている。コンビニに集まる虫について研究したものだが、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンに比べて、サークルKに集まる虫は圧倒的に多かったというものだ。
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この自由研究は、三重県津市立橋北中学校1年の西川充希さんによるもの。三重県総合博物館の担当者はハフポスト日本版の電話取材に対し、西川さんは夏休みを利用して自宅付近の30〜40のコンビニに集まる昆虫を調べたと説明した。調査の結果、昆虫が多く集まるコンビニには、利用している照明や立地条件で違いがあったという。
昆虫は人間と違って紫外線を見ることができる。虫が集まるのを防ぐため、コンビニによっては、紫外線を出さない照明を利用しているところがあった。
さらに、市街地では周囲に光を出す建物が多いため、コンビニだけに虫が集中するわけではないが、市街地から離れた場所では、他に光がないため、明るいコンビニに虫が集まる傾向があった。
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残念ながら西川さんの研究は、博物館で一時的に展示されていたもので現在は閲覧することができない。しかし、3月27日に大阪府立大学で開かれる「日本昆虫学会」で、西川さんの研究が発表される予定だ。
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