大好きな妻への気持ちをうまく言葉で気持ちを伝えられなかったイラストレーターのアンドリュー・ホウ氏は、アートで表現することにした。
「愛しているとは、普段の君を美しいと感じること」
アンドリューはカナダ生まれの中国人。妻のケイト(別名HJ)は韓国人だ。結婚して5年目のふたりは、韓国のソウルに住んでいる。
「韓国語は僕の母国語じゃないので、うまく話せません。だからイラストで解決しようと思ったんです」と彼はハフポストUS版に語った。
「お互いの大好きなことを、一緒にする」
「最後の1個を君にあげる」
「抱き合っている時が、世界で一番幸せ」
「転んだ時に手を差し伸べる」
イラストは、最初はつながるための手段だった。
「ケイトは学校で忙しくて、僕は仕事で忙しかった。顔を合わす時間も、電話で話をする時間すらなかったんです。だから勤務中に仕事をしているふりをしながらイラストを描いて、彼女の携帯電話に送ったんです」とアンドリューは話した。
「(上)出勤中の自分、(下)君に会いに行くときの自分」
作品がある程度たまってきた段階で、アンドリューはイラストをネットに投稿し始めた。サイトの人気が高まるにつれ、ラフスケッチだったイラストは、現在のような洗練されたものへと変わっていった。
「たくさんの思い出があること」
「君が好きなものを好きになること」
イラストを見てくれた人に、日常の小さな出来事がどんなに大切かを伝えたいとアンドリューは願っている。
「僕らはみんな、色々なことに追われてとても忙しいので、ちょっとした瞬間がどれだけ大切かを忘れてしまいます。僕自身もそうです。HJストーリーは、ちょっとした出来事をとらえた作品というだけではなく、すぐに忘れてしまう瞬間を思い出させてくれるものでもあるんです」とアンドリューは述べた。
ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。