アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴ郊外に住むシャム猫のニョッキはひどいめにあった。2月24日、自宅近くに駐車してあった車の内側で丸まって寝ていたところ、運転手がニョッキに気付かないまま車をスタートさせてしまったのだ。
車のバンパーで身動きが取れないまま、8マイル (約13キロ)もの恐ろしいドライブを体験するはめになった。
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車が走っている間、ニョッキは道路からほんの数十センチ上のバンパーの中で固まっていた。
サンディエゴ動物サービス局によると、グラントヴィルという街で、バンパーにしがみついている猫に気づいた人が合図を送って車をとめ、バールを使ってニョッキを助けた。
「びっくり。猫は元気だった」と、動物サービス局のFacebookに書かれている。ニョッキにはマイクロチップが埋め込まれていたので、26日に飼い主と再会を果たすことができた。
動物サービス局のダニエル・デサウザ副局長は、車の内側には動物が入り込んでいる可能性があるので運転手は気をつけてほしいと呼びかけている。そして、今回のような事故を避けるためにいわゆる「猫バンバン」をしてほしいとアドバイスをした。
「エンジンで暖まった車の内側には、動物が入り込んでいることがあります。外に駐車した車を出発させる時は、ボンネットを軽くたたいたり、クラクションを軽くならしたりしてみてください。動物たちは驚いて逃げていきます」
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ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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