アメリカ・5大湖の1つとして知られるミシガン湖。そこに掛かるマキナック橋の周辺に、鮮やかなブルーの氷河が現れた。
多くの人が、美しい氷河の写真をSNS上に投稿している。
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地元・マキノーの住民リザ・シナーさんによれば、今回のような「スカイブルー」の氷河が現れることは珍しくないという。ミシガン・ライブが報じた。
しかしなぜ、このような「青い」氷河が現れるのだろうか? 誰かが青いインクでも撒いたのだろうか?
国立雪氷データセンター( NSIDC )は氷に含まれる空気の量が原因だと説明する。
私たちが普段目にする雪や氷は、白く見える。これは雪や氷に多くの気泡が含まれているためで、氷の表面で全ての光波が跳ね返り、白く見える。
ところが、今回の氷河のように気泡が少ない場合、光波が氷の奥深くまで到達できる。その過程で波長の長い赤色が吸収され、波長の短い青色だけが反射。この結果、人間の目には氷が「青く」見えるのだ。
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アメリカ国立公園局によれば、空気の量が少なく水の純度が高ければ高いほど、氷は青く見えるという。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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