中国東部の山東省で2015年12月25日に起きた鉱山の崩落事故で、坑内に閉じ込められていた作業員4人が1月23日、約1カ月ぶりに救出される見通しとなった。救助のために掘り進めている穴が、作業員がいる場所に到達する見込みだという。中国中央テレビが報じた。
事故発生当時、現場では29人が作業をしており、これまでに11人が救出され、1人が死亡した。事故発生から5日が経過した12月30日には、坑内で残る17人のうち4人の生存を確認。小さい穴から携帯電話や食料、照明器具を届けるなどして、救出作業が続けられた。食料は哺乳瓶などに入れて届けられた。
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作業員たちがいたのは、地下217メートルの場所。安全を確認しながら作業するため、少しずつしか穴を掘り進められなかったという。穴が作業員の場所まで到達すれば、救出カプセルが降ろされ、作業員たちを救出する工程に入る。
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