「この防刃ベストはナイフを通しません」→ 「痛っ!」 記者が実証実験で負傷(動画)

イスラエルのテレビレポーターが防刃ベストの実演取材をしている最中に、背中を負傷するハプニングがあった。

イスラエルのテレビレポーターが防刃ベストの実演取材をしている最中に、背中を負傷するハプニングがあった。CNNなどが報じた。

この防刃ベストはイスラエルのFMSエンタープライズ社が開発。実験台となった「チャンネル1」のイータム・ラコバー記者はジャンパーの下に防刃ベストを着て、同社の副社長がナイフを数回突き立てた。この際、刃先が背中に届いてしまったという。ラコバー記者は1月7日、傷は深くなく、病院で何針か縫ってもらって帰宅したことをTwitterで報告した

FMSエンタープライズ社CEOのアビ・ブラム氏は「防刃ベストが上着に固定されていなかったために背中からずり落ちて、ベストがない部分を刺してしまった」と説明した。「実証デモは失敗に終わったが、同製品は近日中に売り出す」と彼は言っている。

BBCによると、この防刃ベストはパレスチナ人による刺傷事件が相次ぐイスラエル軍で導入される予定だ。

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