LINEで遅刻の連絡はアリ? 「怒りを覚える」上司も

「電話だと相手の時間を奪ってしまうので申し訳ない」という気遣いが部下にはあるとの分析も。
HuffPost Japan

J-POPユニット「水曜日のカンパネラ」のボーカルを務めるコムアイさん(23)が、1月10日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、遅刻の連絡を上司にLINEで行う人について、「相手によって使い分けるべき」とアドバイスした。上司のタイプによって、LINEを使わない事も考えるべきだという。

この日、番組では「新人社員からLINEで『すみません、遅刻します(スタンプつき)』と送られてきた。あなたはどうする?」という週刊SPAの記事について議論。上司側からの「頼んでおいた重要な仕事があるのに、LINEで軽く遅刻の報告が来ると怒りを覚える」という言い分や、「電話だと相手の時間を奪ってしまうので申し訳ないという、気遣いがあるのではないか」という部下の思いなどが紹介された。

これについてコムアイさんは、「上司と一口に言っても、いろいろな人がいるので、人によって対応を使い分けるべきだ」という考えを示した。コムアイさんの上司は、「連絡はLINEがやりやすい」と自分が公言するタイプ。そのため、コムアイさんは遅刻の連絡などをLINEでするが、例えば、さだまさし氏への仕事のお礼などは、直筆の手紙などにするなど、相手によって連絡の方法を変えているのだという。

その上で、「相手にあわせてやり方を変えるというのは、LINEだけではなく言葉遣いなどもそうだ。それができなかったら、LINEだけでなく、他もうまくいかない」として、「この上司が怒っているなら、謝ったほうが良い。上司の人も、若い人に遠慮するのではなく、社会ではこうなんだと指導して欲しいと、若者の立場だと思う」などと語った。

一方で、番組に出演していた社会学者の古市憲寿さん(30)は、「僕の場合、仕事の連絡はほとんどLINEで、メールも殆ど使わない」とコメント。その理由として「メールだと、『◯◯様』と書く必要があるなど、無駄な文面が多い」などと話した。

さらに古市さんは、「仕事の依頼が電話で来ると、一緒に仕事したくないと思う。自分はあわない」と、自分の考え方も主張。「一番嫌なのは、直筆の手紙などで依頼が来る場合。手書きの手紙を書く人とは、一切、仕事しないと決めている。手紙で敬意を表現するタイプで、そこに時間を使うのか、仕事ができない人なんじゃないかと思う。そういう人は、そういう世界で生きていけばいいと思うけれど、僕はあわない」と説明した。

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