ジャーナリストの国際団体「国境なき記者団」は12月28日、フリージャーナリスト・安田純平さんがシリアで武装組織によって拘束され、身代金を要求されているとした22日の発表を取り消した。確認が不十分だったという。
国境なき記者団は22日、安田さんがアルカイダ系の武装組織が支配する地域で拘束されたとの見解を発表。武装勢力は「期限を切って身代金を要求している」として、「安田さんを救出するために、日本政府に尽力するよう求める」と主張した。
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しかし、発表は「通常の方法に従って起草されておらず、十分に検証されていなかった」として、「より正確な情報が得られるまで、発表は撤回する」との声明を出した。安田さんの家族や友人らに、謝罪したいと記している。
安田さんが拘束されたとの発表をめぐっては、複数のジャーナリストから、信憑性に疑問があると指摘されていた。
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