世界が待望したSF超大作が、日本の妖怪たちに敗れた。
興業通信社の発表によると、12月18日に公開されたSF映画の新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は、公開直後の週末(12月19〜20日)の観客動員数が80万258人。これに対して、19日公開のアニメ映画「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」は97万4557人で大幅で上回った。
上映館数は「スター・ウォーズ」の958に対し、「妖怪ウォッチ」は434と半分以下だった。しかし、スポニチによると親子連れだけでなく祖父母も含めて来場する客が多く、全国の劇場で満席が続いた。映画関係者は「まさか、スター・ウォーズを抜くとは誰も予想していなかった」と、妖怪たちの逆襲に舌を巻いたという。
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とはいえ、「スター・ウォーズ」は興業収入では約12億4502万円で、「妖怪ウォッチ」の10億5780万円を逆転した。「IMAX3D」や体感型の4Dシアターなどの高額なチケットも用意されているため、観客数が少なくて全体の収入が上がったものとみられている。
もともとTVゲームで始まった「妖怪ウォッチ」は、テレビアニメで社会的なブームとなり、2014年の劇場版第1弾は公開2日間で約148万人を動員。最終興行収入は78億円の大ヒット作となった。
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