過激派組織「イスラム国」(IS)は11月18日、英語の機関誌「ダビク(Dabiq)」の最新号をネット上で公開し、「今はすべての日本人が標的だ」と改めて警告した。アメリカ主導の連合国軍を支援しているためだとしている。
ISの機関誌「ダビク(Dabiq)」12月号
ISは機関誌の中で、10月にバングラデシュ北部のランプルで、現地に住む日本人男性・星邦夫さん(66)を殺害したと主張。さらに、「ISは日本に対し、警告をしてきた」「安倍晋三首相の傲慢な決断について、こう書いておいたはずだ」として、7月に同機関誌に記載した内容を次のように引用した。
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「これまで日本は、ISの標的としての優先度は高くなかった。しかし、連合国を支援するという安倍晋三の無分別な公約によって、安倍晋三の愚かさによって、たとえどこにいようとも今はすべての日本人とその利益が、IS戦闘員らの標的となった」
なお、星さんの殺害については11月13日、バングラディシュの治安部隊が事件に関わったとして容疑者3人の身柄を拘束している。ISは事件の直後から「ISの犯行だ」と訴えていたが、バングラディシュ政府はISの犯行とは断定していない。
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