お昼の人気番組として親しまれたタレント・小堺一機さん司会のトークバラエティー番組「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ)が、2016年3月末で終了する。フジテレビが発表した。
朝日新聞デジタルによると、1984年10月、「ライオンのいただきます」としてスタート。1991年1月に「ライオンのごきげんよう」となり、9月から司会の小堺さんがサイコロを振ってトークのお題を決める今のスタイルになった。
前身の番組を含めると31年続いたことになる。日刊スポーツは、フジテレビ歴代10位の長寿番組だったと伝えている。
今月17日現在で通算6116回。サイコロトークは1万9239話。最高視聴率は93年4月29日の22・2%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)。
(フジ「ごきげんよう」31年で幕 来年3月放送終了 - 芸能 : 日刊スポーツより 2015/11/18 07:13)
小堺さんは以下のようにコメントした。
「人生の半分もの期間、毎日テレビに出させていただきました。来年、還暦を迎えることもあり、節目なのかなと感じます。感謝の気持ちでいっぱいです」
以下は朝日新聞デジタルが伝えた小堺さんコメントの全文。
「最初に、『いただきます』の司会のお話をいただいた時には、“ドッキリ”だと思ったんですよ! まさか自分が『笑っていいとも』の後の番組の司会を依頼されるとは思ってもみなかったので。だからいつ“ドッキリでした”って言われるんだろうと、番組の企画打ち合わせから収録までずっと警戒していたくらいです。ある意味今回の番組の終了をもって、31年にわたる“長いドッキリ”が終わったということなんでしょうか(笑)。31年つとめさせていただいて、私の人生の半分もの期間、毎日テレビに出させていただきました。来年還暦を迎えるということもあり、そういう意味では節目なのかなということを感じます。長い期間だったということもありますが、たくさんの方とお会いしてお話を聞いて、むしろこちらが勉強になったなという経験もたくさんありました。ほかの仕事で新しい現場に行っても、舞台をやるとなっても、必ず誰か共演した方がいるんですよ。本当に財産だと思います。ただただ、感謝の気持ちでいっぱいです。ドッキリのラスト(最終回)に向けて、放送もまだまだございますので、ラストまで楽しんで頂ければと思っております。4月からも引き続きフジテレビで、みなさんに楽しんでいただける番組をお送りしたいと思います」
(ライオンのごきげんよう、来春終了へ フジ、31年で幕:朝日新聞デジタルより 2015/11/18 07:04)
スポニチによると、2016年4月からは小堺さん出演の新番組が検討されているという。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー
関連記事