イタリアのアルファノ内相は11月16日、過激派組織「IS」(イスラム国)が12月8日から始まるカトリックの「聖年」期間中、「ドローンを使ってローマを攻撃する可能性がある」と指摘。この期間中は、ローマ上空のドローン飛行を禁止する考えを示した。ロイターなどが報じた。
ローマやバチカン市国には、ISを名乗る集団からソーシャルメディア上で、複数の警告が寄せられている。内相は、サン・ピエトロ広場やその周辺など攻撃対象になり得る場所の警備を強化すると述べた。内相は「ドローンを使った空からの攻撃を警戒する」としている。
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ウォールストリートジャーナルによると、ISが16日にネット上に公開した動画ではアメリカの首都ワシントンに並んで、ローマも攻撃対象として予告していた。
「十字軍に参加する国々に告ぐ。神によって、お前たちもフランスと同じような日を迎えることになる。神が許すのならば、我々がフランスをパリで打ちのめしたように、神の指揮下でアメリカもその中心であるワシントンD.C.を攻撃することを誓う。神が許すならば、ローマも侵攻する」
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