【あさが来た】視聴率、5週連続20%超 波瑠が感じた"姉妹の絆"とは

姉との再会を演じた波瑠が、撮影を振り返った。
時事通信社

モデルで女優の波瑠がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「あさが来た」の第5週の週間平均視聴率が、22.8%(ビデオリサーチのデータをもとに算出、関東地区)だったことが11月2日、わかった。放送開始から5週連続で20%の大台を超えており、10月28日には自己最高となる23.7%を記録した。スポニチなどが報じた。

朝ドラで初めて幕末から始まった本作。ヒロイン「あさ」のモデルとなった広岡浅子さんは、日本に女性の実業家はほとんど存在しなかった時代に、自ら炭坑事業や銀行事業、生命保険事業などの経営に関わり、嫁ぎ先の加賀屋の再興のために奔走。大阪財界で“女丈夫(じょじょうふ)”として知られた人物だ

第5週は「お姉ちゃんに笑顔を」。あさ(波瑠)は、姉・はつ(宮崎あおい)の嫁ぎ先である山王寺屋がつぶれ、夜逃げしたことを知る。あさは、貧しい長屋に暮らす姉を捜し出す。はつは妹に「あんたの顔なんか見とないの」と拒絶。次の日には姿を消していた……。そして、加野屋当主の正吉(近藤正臣)から認められた、あさは商いの勉強を始める、という展開だった。

姉との再会を演じた波瑠は、姉について「見守ってあげなきゃ」という意識があったが、姉の覚悟を見て「私もがんばらなきゃ」という思いになった、と撮影を振り返った。

あさは、お姉ちゃんを頼りにしながらも「守ってあげなきゃ」という意識がずっとあったんですよ。でも、ひとつ殻を破ってこんなにたくましくなったお姉ちゃんを見て、ちょっと手の届かなくなった感覚があると思います。

だけど、「ここでふんばって自分たちの幸せを見つけていく」っていうお姉ちゃんの覚悟を見て、「私もがんばらなきゃ」って素直に思えるのがあさ。ずっと両手を取りあい助けあってきた姉妹だけど、運命の別れ道に立って、「見守る」という姉妹の姿がまた新たに生まれたんですよね。

NHK連続テレビ小説「あさが来た」より)

【関連記事】

ハフポスト日本版ライフスタイルはTwitterでも情報発信しています@HPJPLifestyle をフォロー