大久保嘉人、闘病中の妻を思い丸刈り(画像) その病気とは

サッカーJ1川崎の大久保嘉人さんが11日、異常妊娠の胞状奇胎で入院して抗がん剤治療に入る妻、莉瑛さんを支えようと、息子3人とともに丸刈りになった。

サッカーJ1川崎の元日本代表FW、大久保嘉人さん(33)が10月11日、異常妊娠の胞状奇胎で入院して抗がん剤治療に入る妻、莉瑛さん(32)を支えようと、息子3人とともに丸刈りになった。丸刈りは国見高(長崎)以来14年ぶりといい、自身のインスタグラムでその姿を披露した。

大久保さんは12日、川崎市内で取材に応じた。莉瑛さんの治療期間は3週間程度で、子供の世話は莉瑛さんの母親が手伝ってくれているという。「オレ1人じゃご飯もつくれないし、子供が死んでしまうわ…」と、改めて莉瑛さんの存在の大きさを実感している様子だったという。

胞状奇胎とは、妊娠初期に胎盤を形成する絨毛膜の絨毛が病的に増殖し、ぶどうの房状の囊胞(のうほう)になって子宮腔を満たすもので、大出血を伴って流産したり、ガンが発生したりする確率が高い。コトバンクによると、発生率は東洋では日本を含めて欧米より高く、200~500例の妊娠に1例の割合でみられ、比較的若い妊婦と40歳以上の高齢妊婦に目だつという。

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