JR西日本は9月16日、2017年春に運行開始を予定している「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」のデザインを発表した。「美しい日本をホテルが走る」をコンセプトにした内装で、中国地方5県の県産材を使ったドアや沿線の伝統工芸品をあつらえる。まるごと1両を使ったスイートには、バスタブ付き浴室やプライベートバルコニーなどを備えている。
車両は、食堂車、バーカウンター付きのラウンジカーなど10両編成。5本のラインからなる流線形の先頭車には、展望デッキを設置した。車体は「瑞風グリーン」の車体に金色のエンブレムとラインを配した。
運行は山陽や山陰を巡る5コース。数時間程度停車して周辺を観光できる「立ち寄り駅」を出雲、萩、松江、鳥取など、京都、大阪、下関以外に12カ所設定している。
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