2020年東京オリンピックの公式エンブレムについて、佐野研二郎氏がコンペに応募した時の「原案」も、別の展覧会のポスターに似ているとの指摘が出ている。
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展覧会は東京・銀座で2013年11月に開かれた「ヤン・チヒョルト展」。朝日新聞デジタルによると、ポスターをデザインしたグラフィックデザイナーの白井敬尚氏は、以下のように述べたという。
白井氏は「ポスターなどは、チヒョルトが31年に制作した書体をもとにデジタル化し、さらにグラフィックの要素として手直しして用いたもの。佐野さんの原案については、いまの段階で申し上げることはない」と話した。
(佐野氏原案、展覧会のポスターとも類似 ネット上で指摘:朝日新聞デジタルより 2015/09/01 05:00)
組織委員会は8月28日の記者会見で、商標登録されているデザインの中に、原案と似ているものが見つかったため、佐野氏に修正を依頼したと説明していた。しかし、展覧会に関するものは商標登録されておらず、調査対象外だったという。
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