マクドナルドに「マックワッパーやろうぜ」 バーガーキングのコラボ提案に答えは?

バーガーキングは8月26日、アメリカのニューヨーク・タイムズとシカゴ・トリビューンに全面広告の「公開書簡」を出した。

9月21日の国際平和デー(ピースデー)に合わせて、ハンバーガー戦争も停戦しよう――。アメリカの大手ハンバーガーチェーン、バーガーキングが、マクドナルドに呼びかけた。両社の看板商品をドッキングさせた「マックワッパー」を売りだそうというのだが、マクドナルドの答えは?

バーガーキングは8月26日、アメリカのニューヨーク・タイムズとシカゴ・トリビューンに全面広告の「公開書簡」を出した。

同社の特設ページによると、9月21日のピースデーをアピールするため、1日限定で、両社の本社所在地の中間にあるアトランタにコラボ店舗を出す。そこで、両社の看板商品で、ともにビッグサイズのハンバーガーとして知られる「ワッパー」と「ビックマック」を「いちばんおいしい所を組み合わせて、おいしい、平和を愛するバーガーをつくろう」と、パッケージのデザインまで公表していた。

公開書簡で、バーガーキングのファーナンド・マチャード上席副社長は「この提案を真面目に受け取ってほしいのです。もしマクドナルドが同意したらすごいことです。一緒に歴史を作りましょう。ピースデーを大々的にアピールしましょう」と呼びかけていた。

ただ、マクドナルドの返事はつれなかった。スティーブ・イースターブルックCEOは、マクドナルドの公式Facebookページで以下のように回答した。

Dear Burger King, Inspiration for a good cause... great idea. We love the intention but think our two brands could...

Posted by McDonald's on 2015年8月26日

「バーガーキングさま

すばらしいアイデアです。ですが、両社は違いを生み出すため、もっと大きなことができるのではないかと思います。

私たちは(ピースデーを)世界にアピールします。バーガーキングも一緒に、世界的に意味のあることをしませんか?

そして毎日、私たちの間にはビジネスの競争があります。もちろん本当の戦争とは違いますけど。

今後ともよろしくお願いします。

スティーブ、マクドナルドCEO

追伸:次回からはお電話で。」

この回答に、ユーザーからは「マクドナルドは大きなチャンスを逃した」「なんてくだらない回答だ」「マクドナルドは間違えた。昨日の私の注文みたい」と、批判するコメントが相次いでいる

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