米良美一、くも膜下出血から9月に復帰 一時は生死の境をさまよう

スタジオジブリのアニメ映画『もののけ姫』の主題歌で知られ、昨年12月にくも膜下出血のため倒れた歌手の米良美一(44)が9月公演から復帰することになった。
lamela.co.jp

スタジオジブリのアニメ映画『もののけ姫』の主題歌で知られ、2014年12月にくも膜下出血のため倒れた歌手の米良美一(44)が9月公演から復帰する。本人が公式サイトで8月26日に発表した。

関係者の皆様やファンの皆様には大変ご心配をお掛けしてしまいまして心よりお詫び申し上げます。

現在、米良は9月公演に向けて歌の練習を始めております。

皆様には是非元気になった米良美一のコンサートに足をお運び頂けますと幸いです。

YOSHIKAZU MERA 2015/08/26)

復帰舞台は、9月6日に群馬・玉村町文化センターで作曲家の宮川彬良氏(54)と共演する「ふたりの歌謡ショウ」となる。

米良はくも膜下出血緊急手術を受け、意識は年明けに戻ったが、生死の境をさまよった。その後、後遺症として頭の一部に水がたまる水頭症も発症して1月に再手術。3月下旬に退院した後はリハビリに励んでいた。

5月の連休明けに、発声の専門家が作成したメニューに従って歌のトレーニングを開始。「スポーツ選手が、けがから戻る時と同じ。私は『喉のアスリート』。急にやりすぎてもいけない。体と心の状態を見極めながら進めました。若いころは怖いもの知らずでしたが、ちゃんと元に戻るか不安でした」。

米良美一9・6くも膜下出血から「奇跡」の復帰公演 - 日刊スポーツ 2015/08/26 06:07)

米良は生まれつき骨がもろい先天性骨形成不全症の難病を患いながらも、1994年、洗足学園音楽大学を首席で卒業。98年には長野パラリンピックで「アヴェ・マリア」を歌うなど世界的なカウンターテナーとなった。

【関連記事】

関連記事

注目記事