吉本新喜劇のボケ役で人気を集めたタレントの花紀京(はなき・きょう、本名・石田京三)さんが8月5日、肺炎のため大阪市内の病院で死去した。78歳だった。大阪市出身。時事ドットコムなどが伝えた。
近代上方漫才の創始者、横山エンタツの次男として生まれた。劇団「笑いの王国」などを経て1962年に吉本興業に入り、吉本新喜劇で活躍したほか、岡八朗さんと漫才コンビを組み、「エンタツ・アチャコの再来」として脚光を浴びた。89年に新喜劇を退団した後も舞台で活動を続けた。
テレビでもコメディー番組「てなもんや三度笠」やNHKの連続テレビ小説「やんちゃくれ」などに出演。2001年にはダウンタウンなどと参加したユニット「Re:Japan(リ・ジャパン)」の「明日があるさ」でNHK紅白歌合戦に初出場した。
(時事ドットコム:喜劇俳優の花紀京さん死去 2015/08/06 15:30)
1999年に肺がん、2002年に脳腫瘍の手術を受け、順調に回復したものの、2003年5月に自宅で入浴中に倒れ、再び療養生活に入っていた。
吉本新喜劇では座長となり、ニット帽に腹巻き姿のキャラクターが当たり役となった。
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