2020年に開催される東京オリンピックのエンブレムについて、ベルギーのデザイナーが法的措置を取ることを明らかにした問題について、知的財産法を専門とする神戸大学大学院法学研究科・教授の島並良さんが、Twitterに投稿。「著作権侵害が明らかなケースではないように思う」と結論づけている。
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1964年東京オリンピックのロゴ
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著作権に詳しい福井健策弁護士もNHKの取材に対し、法的に問題はないのではないか、と見ている。
福井弁護士は、今回のエンブレムのデザインについて、「『TOKYO2020』という文字や、オリンピックのマークもセットで使われているので、これを見て東京オリンピックのマークだと思う人はいても、似ていると指摘されている劇場のマークと混同する人が出ることは考えにくく、商標権の侵害にあたる可能性は低い」と、法的には問題がないのではないかとの見解を示しています。
(組織委員会「問題ない IOCも同じ見解」 NHKニュース 2015/07/30)
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