2015年7月17日、アメリカ・カリフォルニア州のディズニーランドは60回目の誕生日を迎えた。
60年たった今でも、ディズニーランドは大勢の人に愛されている。いつかこの夢の世界がなくなってしまうなんて考えられないくらい人気のテーマパークだが、実は廃墟となり人々に忘れさられてしまったがディズニーランドが存在する。
といっても、現実ではなくアーティストのオンラインコミュニティ「deviantART(デヴィアントアート)」での話だ。そのディズニーランドの名前は「ライフ・アフター・ディズニー」。deviantARTのユーザー「eledoremassis02」が作った作品だ。
作品のテーマは「廃墟と化したフロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」だが、ディズニーファンには、見るに耐えない風景かもしれない。
スペースマウンテンは今にも崩れ落ちそうで、イッツ・ア・スモールワールドの人形は不気味さを感じさせる。陽気なキャストたちもディズニーキャラクターたちもおらず、無邪気な時代は遠い昔のものだ。
eledoremassis02は、「ヒストリーチャンネル」の人類が突然消えた世界を予測する番組『人類滅亡-LIFE AFTER PEOPLE-』シリーズから着想を得てこのディズニーランドを作ったという。
実は、フロリダには閉鎖されて人々に忘れられたディズニーのテーマパークが2つ存在する。しかしせっかくのディズニーランドの誕生日、作品の世界が現実のものにならないことを願いたい。
とはいえ、怖いもの見たさに悲劇のディズニーランドをのぞいてみたいという読者に、「ライフ・アフター・ディズニー」の一部をご紹介しよう。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
[日本語版:阪本博希/ガリレオ]
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