俳優の成宮寛貴さんが 7月3日放送の「A-Studio」(TBS系)にゲスト出演し、14歳のときに母親が他界した後、“親代わり”として6歳年下の弟を、大学へ入学させるまで支え続けたことを告白した。日刊スポーツなどが報じた。
成宮さんは高校進学を断念し、引っ越しセンターなどでアルバイトをして生活を支えていたそうで、「どうやったら弟を支えられるんだろうと思っていたときに、偶然俳優のオーディションの話をいただいて、受けたのがきっかけ」と芸能界入りした経緯を明かした。
その後、成宮さんは芸能界入りをし、弟を高校、大学に通わせたという。弟は現在、就職し結婚したことを、MCの笑福亭鶴瓶が紹介。成宮さんは「僕は中学1年くらいまでしか学校に行っていないので、世間に出てどれだけ学歴が大切か身に染みた」と語り、「弟が大学に行こうとしたとき、この大学だと弟は幸せにならないなと思って、一浪してもらった」と、ランクの高い大学への進学をすすめたというエピソードも明かした。
番組の最後には、弟からのサプライズの手紙を鶴瓶が代読。成宮さんは、口を真一文字に結んで涙を堪えながら「あいつのおかげで強くなれたと思う」などと語った。
手紙には母親の葬儀の際、成宮が弟に「最後くらい我慢しろ。お母さん心配で休めないぞ。これからは二人で頑張ろう」と声を掛けたエピソードや、「自分の青春にかえてまで弟の私を育ててくれたことに感謝してもしきれません」など弟からの感謝の言葉がつづられていた。その手紙にクールな成宮は口を真一文字に結んで涙を堪える。そして「あいつのおかげで強くなれたと思う。弟がいたからこそ」と思いを吐露した。
(成宮寛貴“親代わり”として弟を支えた姿に称賛の声 - 芸能 : 日刊スポーツより 2015/07/04 14:13)
この番組を見た視聴者からは「あらためてかっこいいと思った」「感動した」「尊敬した」といった称賛の声上がっている。
■Twitterの声
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー