ウェブカメラで癒しのひとときを クマがわらわらと集まってくる(動画)

アメリカ・アラスカ州のカトマイ国立公園のブルックス滝近くにライブカメラが設置されている。

クマたちが戻ってきた

アメリカ・アラスカ州のカトマイ国立公園のブルックス滝近くにライブカメラが設置されている。これで、えせトラベラーの人たちも沿岸のブラウンベアがベニザケを捕まえて食べる様子が見られる。

国立公園の管理者によると、以前には一度に25頭のクマが現れ、ベニザケがよく捕れるスポットで捕まえたり格闘したりしていた様子が見られたという。

3台のカメラは、アネンバーグ財団が運営する「Explore.org」から15万ドルの寄付を受けて設置された。

上のライブカメラは、滝そのものに設置された。その近くにある2台目のカメラでは、下流の様子をとらえている。3台目のカメラは水中にあり、魚の目線で、クマの様子が見られる。

Explore.orgには、3台同時に見続けられるページがあり、スナップショットを撮影してソーシャルメディアにシェアできる。

カメラに映ったクマたちは、アラスカ沿岸のブラウンベアで、グリズリーの仲間だ。オスの体重は1000ポンド(約453キロ)以上ある。彼らにはさまざまな魚の捕食スタイルがあり、「立ったまま待ち構える」やり方から「ダッシュして捕まえる」やり方まである。中には他のクマに魚をおねだりするクマもいるという。

国立公園の管理者によると、ブルックス滝のクマたちは少なくとも7つの捕食の仕方があるという。詳細は国立公園のFAQページに書かれている。

ブルックス滝はクマのたまり場として有名で、ベニザケの産卵場にもなっているので、クマのエサが豊富にある。

「ブルックス滝はサケが遡上するときの一時的な障害になります」と国立公園の担当者は語った。「その結果、この場所が特にクマたちの捕食ポイントになるんです。大量のサケの遡上が止まると、ブルックス滝はエサ場ではなくなり、クマはすぐにその場所を捨てて他の捕食ポイントに移動します」

魚を捕まえると共に、ウェブカメラではこの時期、クマの他の行動を目撃できる。6月はクマの発情期がピークに達する、

また、他の野生のウェブカメラでは、シマリスクラゲハチドリなどが見られる。Explore.orgを見てみよう。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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