20~30代の恋人がいない未婚男女の約半数が、出会いの場がないことを不安に思っていることが明らかになった。6月22日に閣議決定された2015年版の「少子化社会対策白書」に盛り込まれたことを朝日新聞デジタルなどが報じた。
調査は2014年12月から2015年1月にかけて、20代と30代の男女7000人を対象に郵送とインターネットで実施。全体の38%に当たる2643人が回答した。
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このうち、未婚で恋人がいない761人に「恋人が欲しいですか」と尋ねたところ「欲しい」が60.8%だった。また、交際する上での不安を複数回答で聞いたところ、「出会いの場がない」(55.5%)もいた。
FNNニュースによると、内閣府は「出会いの場づくりを支援したい」と強調しているという。
■「恋愛が面倒」と回答した人も
一方で、未婚男女で「恋人が欲しくない」と答えた人は、37.6%となった。その理由を尋ねたところ、46.2%が「恋愛が面倒」と回答。「自分の趣味に力を入れたい」が45.1%、「仕事や勉強に力を入れたい」32.9%、「恋愛に興味がない」が28%と続いた。
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