トヨタ自動車の常務役員、ジュリー・ハンプ容疑者(55)が麻薬取締法違反容疑で6月18日、警視庁に逮捕された。処方箋なしでは入手できない「オキシコドン」という鎮痛剤を密輸した疑いだ。
この薬品はアヘンに含まれる成分から作られるもので、ヘロインに似た感覚が得られるため、アメリカでは麻薬の代わりに使用するケースが増えているという。産経ニュースが報じている。
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ただ、砕いて吸うとヘロインと似た感覚が得られるとして、乱用者も拡大。「街中で違法に売られている」(大西医師)といい、米国立薬物乱用研究所は、12歳以上の米国人1600万人が過去1年間に、オキシコドンなどの痛み止めを医療目的以外で1回以上使用していると警鐘を鳴らしている。
(【トヨタ女性役員逮捕】砕いて吸うとヘロインと似た感覚に…米国でオキシコドン乱用者が増加 「マイケル・ジャクソンさん服用」報道も - 産経ニュース 2015/06/19)
オキシコドンの成分を含む鎮痛剤は「オキシコンチン」として販売されており、ABCニュースやFOXニュースによれば、過去にオキシコンチンを常用していたスターとして、エルヴィス・プレスリーさん(1977年没 享年42)、マイケル・ジャクソンさん(2009年没 享年50)、2008年に急逝したヒース・レジャーさん(2008年没 享年29)や、コートニー・ラブさん、ウィノナ・ライダーさんらの名前を挙げている。
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