ハフポストの英文記事から、最新の時事英語や知って得するキーフレーズをピックアップしてご紹介します。
執筆者:丸橋 勇
映画やテレビドラマにあるような本当の話です。心が温まる美談です。きっと多くの人は、このような「友」がいたら、と思うのではないでしょうか。幸い、ハッピーエンドで終わりそうで何よりです。
【例文】
Service Dog Jumps In Front Of Bus To Protect Blind Owner
[以下抜粋]
A service dog is recovering from a leg injury after leaping in front of a school minibus to protect his blind owner.
Audrey Stone, 62, and her golden retriever named Figo were crossing a road in Brewster, New York, on Monday morning when the bus carrying kindergarteners struck them. Paul Schwartz, who manages a gas station located at the intersection where the collision happened, said the dog's leg was cut down to the bone.
<中略>
Stone suffered a fractured elbow, three broken ribs, a fractured ankle and a head wound.
Brewster Police Chief John Del Gardo told CBS New York that Figo refused to leave Stone's side at the accident scene.
<中略>
Both dog and owner are expected to make a full recovery. The bus driver was given a summons for failing to yield for a pedestrian.
【今週のポイント】
service dog
「介護犬」「介助犬」の意味。service dogは、assistance dog(補助犬)の一種で、特に体の不自由な人を助けるために訓練された犬と定義されています。もっと細かい分類として、seeing eye dogまたはguide dog(盲導犬)、hearing dog(聴導犬)があります。
【その他のキーフレーズ】
kindergarteners
「幼稚園児」の意味。
fractured/broken
「骨折した」の意味。全く同じように使います。
full recovery
「完全に回復」の意味。
summons
「出廷命令書」の意味。
yield
(歩行者や他の車などに道を譲るために)「停止する」または「速度を落とす」の意味。
【今回の例文の仮訳】
介助犬が目の見えない飼い主を守るためにバスの前に飛び込む
目の見えない飼い主を守るために小型スクールバスの前に飛び込んだ介護犬が脚のケガから回復中である。
ニューヨーク州ブリュースター市のオードリー・ストーンさん(62)と、歩行介助犬のゴールデンレトリーバーのフィーゴ君が月曜日の朝、道路を横断中に幼稚園児が乗っていたバスにひかれた。事故があった交差点のそばのガソリンスタンドの経営者のポール・シュワーツさんによると、介護犬の脚は、骨が見えるまでに切り傷を負っていた。
<中略>
ストーンさんは、肘と三本の肋骨と足首を骨折し、頭部も怪我した。
ブリュースター市警察署長のジョン・デルガルドさんがCBSのニューヨーク支局に、フィーゴ君は事故現場でストーンさんのそばを離れようとしなかったと語った。
<中略>
介護犬も飼い主も完全に回復する見込み。バスの運転手には、歩行者に道を譲らなかったとの理由で出廷命令書が送られた。
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執筆者
丸橋 勇(フリー通訳・翻訳業)
同時通訳者だった父親の関係で幼児期から10年間米国滞在。慶応義塾大学文学部。外資系企業等の勤務を経て、26歳で独立し以来約30年間フリーの通訳・翻訳家として活躍。主な業務内容は、ビジネス系・技術系・学術系通訳及びドキュメントの翻訳。
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