幻想的な光の柱「漁火光柱」 下関で捉えた(画像)

5月22日午前1時半ごろ、山口県下関市の角島(つのしま)灯台の上空に、10本以上の光の柱がそそり立った。

5月22日午前1時半ごろ、山口県下関市の角島(つのしま)灯台の上空に、10本以上の光の柱がそそり立った。

これは「漁火光柱」(いさりびこうちゅう)と呼ばれる珍しい自然現象。漁船が魚を誘い寄せるためにつける集魚灯の光が、上空の氷の結晶に反射して柱状に見えるのだという。

撮影に成功したserileryさんは、自身のブログに「なかなか出会えない現象らしいです。灯台で働いている人とお話したのですが、年に1度見るか見ないかの現象だとのこと。なんて運がいいんだ」と興奮を隠せない様子で報告している

ほぼ同じ時間には、鳥取市の上空にも同様の光の柱が出現。アマチュア天文家が撮影していた。日本海側の気象が、ちょうど「光柱」の発生条件がそろっていた模様だ。

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