翼が原油でまみれた海鳥(AP Photo/Jae C. Hong)
アメリカ・カリフォルニア州のサンタバーバラ郡で5月19日に発生したパイプライン破裂事故で、およそ10万5000ガロン(約40万リットル)の原油が流出し、そのうち海に約2万1000ガロン(約8万リットル)流出したとみられ、地元では懸命の除去活動が続いている。ロイターが報じた。
ジェリー・ブラウン州知事は非常事態を宣言し、専門チームを派遣して原油の除去を急ぐと表明した。
ロイターによると、原油流出の幅は沿岸の約6キロに及び、沖合14キロまで広がっている。
ロサンゼルス・タイムズによると、アメリカ環境保護庁の現場担当者ミッシェル・ロゴー氏は、海面からの原油の除去や汚染された砂を袋に入れる作業を24時間体制で行っていると述べた。
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ペリカンやアシカ、ロブスターなど、多くの海洋生物が原油にまみれ、生態系への影響も懸念される。

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カリフォルニア州北部の都市ゴリータにあるリフュージオ・ステート・ビーチで、汚染された砂や岩を袋に入れて除去する作業員\n(AP Photo/Jae C. Hong)

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プラスチックバケツに収容された原油(AP Photo/Jae C. Hong)

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原油流出の拡大を防ぐオイルフェンスを設置する作業員(AP Photo/Jae C. Hong)
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原油にまみれたアシカとペリカン (Photo by David McNew/Getty Images)

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原油にまみれて砂浜に打ち上げられたロブスター\n (Photo by David McNew/Getty Images)
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