F1のイギリス人ドライバー、ルイス・ハミルトン(30=メルセデス)が、優勝を飾った4月12日の中国GPの表彰式で、中国人グリッドガールの顔にシャンパンを浴びせ、「性的差別」だと非難を浴びた。産経ニュースなどが伝えた。
英紙デーリー・メールは、反差別団体が「利己的で思いやりがない」としてハミルトンの行為を非難し謝罪を求めた、と報じた。また、インターネット上に「英国の恥だ」などと非難の声が上がったと伝えている。
デーリー・メールによると、シャンパンをかけられたリュー・シーイン(23)は地元・上海デイリーに対し「ほんの1~2秒のことで、それほど気にしていません」と語ったという。さらに「地元メディアより海外メディアの方がこの話題に敏感なのではないかと思います」などとハミルトンを擁護するコメントをしている。彼女はキミ・ライコネン(フェラーリ)のファンだったことから中国GPで表彰台のグリッドガールとして働こうとしたそうだ。
(【スポーツ異聞】美女の顔にシャンパンかけ 「性的差別」と批判浴びる「世界一速い男」 産経ニュース 2015/05/14 12:00)
当のハミルトンは4月16日の会見に出席し、「楽しくてやったこと。人を困らせようとするつもりはなかった」と釈明。「もし彼女が本当に不幸だったと書いたり語ったりしていたならば、私は恐らくもっと心配していたでしょう」
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