アフリカ系アメリカ人女性が市長に→警察官や職員が一斉に辞職

ミズーリ州南部にある小さな街パルマで、初のアフリカ系アメリカ人の女性市長が選ばれた。しかし当選後、警察官のほとんどと数人の市職員が辞職した、と地元のテレビ局「KFVS」が報じている。

ミズーリ州南部にある小さな街パルマで、初のアフリカ系アメリカ人の女性市長が選ばれた。しかし当選後、警察官のほとんどと数人の市職員が辞職した、と地元のテレビ局「KFVS」が報じている

市長に当選したのは、市の事務職員だったタイラス・バード氏。パルマ市長を37年にわたって務めていたランドール・ラムジー氏を破って4月14日に市長に就任した。

しかしバード新市長の就任式の直前に、市の警察官6人のうち5人が「安全上の懸念がある」として辞表を提出したとラムジー前市長が発表した。パルマの市の顧問弁護士と事務職員、それに水道局長も辞職したという。

しかし、警察官が少なくなっても安全については心配していないと話す住人もいる。住民のひとり、マーサ・ミラーさんはKFVSに次のように語る。

「新市長にチャンスを与えずに辞めてしまうなんて、本当に納得がいきません。でも、彼らが辞めたことで問題が起こるとは思いません。住民740人の街に警察官は6人も要らないでしょう」

宣誓式でバード新市長は状況を改善させていきたいと述べた。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:湯本牧子、合原弘子/ガリレオ]

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