アメリカのメイン州、ファーミントンに住む7歳の少年、カーター・ジェントル君は、先天性心疾患と闘っている。
4月はじめ、ペースメーカーの交換のため手術を受けた。術後、包帯を取ると、カーター君は泣き出してしまった。傷跡が醜いと思ったからだ。
「みんなに醜いと思われるのがイヤだと、傷跡を見て息子は45分も泣いていました」。父親のマークさんは書いた。そしてその傷を写真に撮って、Facebookに投稿した。息子を辱めるため? とんでもない。息子を勇気づけるために。
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この写真はあっという間に140万いいねと10万シェアを超えた。通知で鳴り止まない父のスマートフォンを見て、カーター君は「これって、僕のためにみんながやってくれているの?」と目を丸くし、驚いた。
「同じ病気に苦しむ人や、多くの人から、自らの手術の傷跡の写真が送られてきました」と父のマークさんは言う。
それはカーター君へのメッセージだ。「君の傷は醜いものじゃない、病気と闘った、勇敢さの証だよ」と。
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