「痩せすぎモデル」ではない女性たちが、セクシーの意味を教えてくれる(画像)

大きめの洋服のサイズを扱うレディースブランド、「レーン・ブライアント」は、「ヴィクトリアズ・シークレット」のトップモデルが「エンジェル」と呼ばれることを逆手に取って、「I'm No Angel」というキャンペーンを展開している。

大きい洋服のサイズ「プラスサイズ」を扱うレディースブランド、「レーン・ブライアント」の最新キャンペーンはとてもセクシーだ。

彼らは「ヴィクトリアズ・シークレット」のトップモデルが「エンジェル」と呼ばれることを逆手に取って、「I'm No Angel」(わたしはエンジェルじゃない)というキャンペーンを展開。

アシュリー・グラハムや、マルキータ・プリング、キャンディス・ハフィンといったモデルたちが、レーン・ブライアントのブランド「CACIQUE(カシーク)」の下着を身につけて「セクシー」の定義を語っている(冒頭に動画を掲載)。

「プラスサイズ」という言葉に対しては、近年議論が高まっている。

たとえば、作家で女優のアジェイ・ロチェスターさんは、「#DropThePlus」というキーワードを作り、プラスサイズという言葉を使うのをやめるように呼びかけている

また、モデルで活動家のテス・マンスターさんは、「#EffYourBeautyStandards(自分の美の基準をぶち壊そう)」というキャンペーンをスタートした。どちらの活動も、ファッション業界やメディアがすべての女性の体型を公平に扱うよう求める社会の動きに貢献している。

レーン・ブライアントもまた、「#ImNoAngel」というハッシュタグを作って、既存の「美の基準」に疑問を投げかけている。このハッシュタグはTwitterやInstagramで盛り上がりをみせており、「多様性を受け入れるべき」というレーン・ブライアントのメッセージに、多くの女性たちが賛同している。

「わたしにとってのセクシーとは曲線美を描くような体。どんな体もセクシーだ。わたしたちそれぞれが個性的で、自信に満ちていて、自分に満足している」


また、バスの車体を使って宣伝する様子も投稿されている。

Our Angels have arrived!!!#imnoangel

A video posted by grownandcurvywoman (@grownandcurvywoman) on

わたしたちのエンジェルが来た!!

「わたしはとても魅力的。自分に自信を持って生きているし、ルールは自分で決める。私は内側も外側も美しくユニークで、何も変える必要はない」

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:佐藤卓、合原弘子/ガリレオ]

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