「ケツバットガール!」ドカベン像の撤去依頼、新潟市長が再考求める

ウェブサイト「ケツバットガール」で話題の「ドカベン」の銅像が作者側から撤去を求められている問題で、所在地・新潟市の篠田昭市長は7日、作者側に再考を求めた。
西原伸也
篠田昭・新潟市長 

ウェブサイト「ケツバットガール!」で話題の野球漫画「ドカベン」の銅像が作者側から撤去を求められている問題で、所在地・新潟市の篠田昭市長は4月7日、「残念だという市民の思いを事務所は受け止めてほしい」と話した。

この問題では、ドカベンの作者で同市出身の漫画家・水島新司さんの事務所が撤去するよう、像を所有・管理する地元商店街に申し入れている。朝日新聞デジタルなどが報じた。


篠田昭市長は7日、「なくさないでほしいという声が多く寄せられている。事務所がいい判断をして下さればいいが」と翻意に期待した。

一方、商店街と事務所の話し合いでの解決を望み、市として介入しない姿勢を示した。

ドカベン銅像「水島氏側はいい判断を」 撤去依頼に市長:朝日新聞デジタル 20154/04/08 06:50)

銅像は、ドカベンの主人公である山田太郎や、「あぶさん」主人公の景浦安武など計7体。女性がドカベンの銅像のスイングに吹き飛ばされそうなポーズをして写真に収まることが「ケツバットガール」と呼ばれ、ネット上で話題になっている。

銅像は、新潟市中央区の古町通五番町商店街振興組合などが2002年に国や県、市の補助を受け約2000万円かけて設置した。像の版権使用料は水島さんの好意で発生していなかったという。

【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

注目記事