カナダのロック歌手、アヴリル・ラヴィーンさん(30)が、主にダニを媒介して感染するライム病のため5カ月間寝たきりで「死ぬって思った」状態だったと、アメリカの雑誌「ピープル」のインタビューで告白した。
ラヴィーンさんは、長期にわたって公の場に姿を見せていなかったため、ファンから心配する声があがっていた。日刊スポーツなどが4月2日、これを報じた。
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アブリルはゴシップ誌「ピープル」に昨年10月にラスベガスで30歳の誕生日を友人たちと祝っていた時のことについて、「私はほとんど食べられなくて、プールに行った時に、その場から離れて、ベッドに横にならなくてはいけなかったの」「私の友達は『どうしたの?』って聞いたけれど、私は分からなかったわ」と語った。そして、その後重度のライム病と診断されたという。ライム病とはダニに刺されることで感染する感染症で、初期症状はかぜと似ているそうだ。
アブリルは診断される数か月前からずっと体調不良だったそうで、昨年春頃に刺されたと考えている。
(アブリル・ラビーン、ライム病で体調不良だった - ハリウッド : 日刊スポーツ 2015/04/02 10:12)
ラヴィーンさんは現在、「80%」回復したという
「ライム病」について、コトバンクは次のように説明している。
ボレリア・ブルグドルフェリイというスピロヘータが起す感染症で,アメリカのコネチカット州ライムで最初に流行したため,この名がついた。野山に生息するマダニ類が媒介する。感染したマダニに咬まれると,数日後に咬まれたところに環状の紅班ができ,次第に大きくなる。
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